啓徳空港写真展示室(その3)

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 空港からやや離れた撮影ポイントが多いのも啓徳の特徴ですが、搭乗前の時間つぶしに行けるような場所でも、それなりに「香港らしい」写真が撮れました。ほんとうに啓徳はどこから撮っても啓徳だとわかる写真になる空港でした。
  

E.空港カーパーク

  
 送迎デッキのない啓徳では、最もお手軽な撮影ポイントは、空港ターミナルに隣接する立体駐車場の屋上階でした。航空ファンだけでなく、普通の旅行客も出発前の時間を利用して見物に来たり、地元の人の姿も見られました。
  
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シンガポール航空 B747−400 KLMオランダ航空 B747-400
1996年12月26日 1996年12月25日
機体を右に傾けて進入してくるSQジャンボ。 空港敷地の上空に入ってもまだ水平に戻しきっていない機体もよく見かけます。この機体もその一機。後ろに見える丘が、何文田の丘です。
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キャセイパシフィック航空 B747-200 ブリティッシュエアウェイズ B747−400
1998年3月7日 1998年3月7日
この日は雨こそ降らなかったものの視界がほとんどない最悪の天候で、一面真っ白な中からいきなり飛行機が飛びだしてきて、タッチダウンも見えずにまた真っ白な中に消えていくという感じでした。翼全体から大量の水蒸気が発生して、見ている分には面白かったですが、午後にはダイバード続出になったらしくて乗ってる人はちっとも面白くなかったことでしょう。
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キャセイパシフィック航空 B747-400 キャセイパシフィック航空 B777-200
1996年12月25日 1996年12月26日
まさに「雑然」という言葉がぴったりの街並みを飛び越えて着陸します。 夕暮れ時、ネオンの灯り始めた九龍城地区の街並みの上を旋回してくるキャセイ機。市民の生活と飛行機の近さを改めて感じる1枚です。
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夕暮れの啓徳空港 香港カーブ夜景
1998年3月9日 1998年3月9日
夕闇迫る啓徳空港をJAAの767が出発していきます。 約1分のバルブ撮影で、香港カーブを飛行するアプローチ機の光跡を撮影しました。2重露光で2機の光跡を重ねてあります。機体ごとにカーブのコースが違うのがわかります。

 

F.ナチンワイ通り

  
 アプローチコースの真下に位置する九龍城地区の目抜き通りの繁華街です。滑走路端から500mほどしか離れていません。さすがに行き交う人たちは慣れたもので、頭上を飛行機が轟音をたてて通過しても誰も見上げたりはしません。  
  
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チャイナエアライン A300 チャイナエアライン B747
1998年3月11日 1998年3月11日
名物だったビルの上の誘導灯。閉港後はちゃんと撤去されたんでしょうか?なんとなく、まだあるような気がします・・・ 音がしたかと思うと一瞬で通り過ぎるので撮影は難しかったです。機体ごとにコースもまちまちなので、構えたところに来ない場合もしばしばありました。

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