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モントリオールでは空港近くのホテルに1泊して、翌日19時発の便でアムステルダムに戻る旅程。
特に観光をするわけでもなく、午前中はホテル近くの外周で撮影して昼過ぎには早々に空港にやってきました。

ちなみにモントリオール空港の発着案内は時間順ではなくて目的地のアルファベット順になっています。
アムステルダムは「A」なのですぐ見つけられます(^-^;。
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16時50分のほぼ定刻に、アムステルダムからの671便が到着。
昨日と同じ「マリア・モンテッソーリ」さんです。

まだ夏の続きのアムステルダムに対して、モントリオールの木々の色や気温はすっかり秋から冬の気配でした。
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とりあえず適当に撮るかと、さっさとセキュリティをくぐって出発ロビーに入ったのですが・・・
これは・・・やばい。
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何がやばいって、スポットの目の前がガラス張りなのです。
スポットインしてくるMD-11がバカみたいに近くに迫ってきます。
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折り返し出発までまだ2時間あるので、ロビーはガラガラ。
そしてこの撮り放題な状況。
スイッチが入った怪しい日本人が一人(自分)、トチ狂ったようにあっちやこっち、
立ったり寝そべったりしながら撮りまくっていました(-v-)(-v-)(-v-)。
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「さあ、お好きに撮りなさい。」
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短焦点300ミリで、3種類のロゴがちょうどピッタリ入った機首アップ。
1つ上の写真はふつうに立って撮ったものですが、それよりも視点が下げてあるのが分かるでしょうか。
寝そべるような姿勢になって濃い青のラインに目線の高さを合わせ、ラインが水平に写るように撮っています。

そして最大のポイントは完全なシンメトリーになっているところ。
理由はよく分かりませんがスポットに入る線は数メートル離れて2本あり、
そのおかげでスポット番号やマーシャリングが表示される支柱がセンターから少し外れてくれていたので
完璧に真正面に入り込むことができたのでした。
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午前中から空を覆っていた雲に隙間があいて夕日が差し込んできました。
機首のロゴを入れつつも、主題を第2エンジンに持っていきたい。
その願望に光まで味方してくれました。
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コックピットに視線を移せば、出発前のチェック作業中のキャプテン。
ノーズに映る空から、背中で輝く第2エンジンに至る光の具合も気に入っています。
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短時間だけ機首まで光が当たりました。
ずーっとファインダーを覗いていましたが、2人が同時に顔を上げることが全然ありません。
せっかくコーパイ席側の窓も開いているので手を振ってアピールするのですが、
チェック作業に集中されていて全く気付く気配なし。

そうこうしているうちに搭乗が始まり、列の残り長さを気にしながらアピールを続けます。
もうあかん、そろそろ行かなーというリミット寸前で・・・。
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気付いてくれた!
しっかり第2エンジンまで入れてシャッターを切り、こちらからもグッと親指を立てて合図を送りました。
この人がMD-11のキャプテンだって、誰も絶対に間違えようが無い会心の1枚!
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