F86が飛んでるところなんて初めて見ました(^-^ゞ。自衛隊基地で芝生の上に居るのならナンボでも見たことありますけど・・・。さらにMiG-15も登場して、展示プログラムのタイトルは「コリア・フォーメーション」。いやそれってフォーメーションじゃなくて空中戦だし。


   
空中戦ごっこその2。
第一次大戦機のレプリカで、緑のほうはフォッカー三葉ことDr.1。赤かったら撃墜王リヒトフォーヘンですね。スピードや音はイマドキの戦闘機と比べものにならない可愛いさですが、旋回半径の小ささにはちょっと感動。やや誇張して言えばこの写真の画角の中でずっとグルグル追いかけあっていました。


   
FLYING BULLSのビンテージ機たち。レッドブルってオーストリアの会社なんですね。
このエアショーも協賛(共催?)しているようでAIRPOWERのロゴマークに「例の牛」がいたり、食堂でレッドブル飲み放題だったりしました。DC-6はアンカレッジで見たことあるけど、B-25ミッチェルとP-38ライトニングは初めて見ました。さらにF4Uコルセアまで加わって編隊でこっちに向かってきたときには日本人的になんだかモヤモヤ感あり。そのせいかやたらブレていたので当該の写真はありません(←いいわけ)。P-38はコックピットのある小さい胴体がエンジンに隠れて見えないことも多く、不気味な異様さを感じました。


   
フォッケウルフFw190(レプリカ)。
液冷エンジンが主流のドイツにあって空冷エンジンを装備したため機首が太いのが特徴。日本は空冷エンジン主体だったので、日本的に違和感なく力強い前半とドイツ的に細マッチョな後半が同居したフォルムになっていて、やけに格好よく感じました。


   
アントノフAN-2。農業用機として開発されたそうですが、軽飛行機というサイズではなくてかなりデカイです。


   
デハビランドDH89ドラゴンラピード。
古い市電みたいな「ヘッドライト」や上翼のタービンプロペラ(?)、おしゃれな窓組がかわいいです。(車の中から撮ったのでちょっとぶれちゃいました)


   
我が家に「ヒコーキの心」「飛べヒコーキ」というエッセイ集があります。ライトフライヤーから現用機まで(といっても最終が1978年=僕の生まれた年なので戦闘機ならF-16、旅客機ならジャンボあたりまでですが)の飛行機が1話ごとに語られています。1話が4ページという程よいコンパクトさで、どこから読んでも良いので、我が家では「一番小さい個室」(笑)に常備していつもチビチビ読んでおります。

最初にこの本を読んでからたぶん20年くらい経つのですが、AIRPOWERでは「あー、あの本で読んだ飛行機だ!初めて見た!」という経験がたくさんありました。このページで紹介した飛行機は、ほぼ全てそうなのです。家に帰ってこの本を読み返すたびにAIRPOWERのことを思い出しています。