ロケットの打ち上げを自分のお目めで見に行こうツアー
H-IIAロケット7号機編
<Part-3>
   
前ページの一連の写真は一番明るい露出で撮ったものですが、もっと速いシャッターで撮ったものは意外ときれいにロケットが写っていました。これが一番暗く撮ったもので、新聞などに載っていた写真は大体こんな露出の写真でしたね。ロケットそのものはきれいに写っています。だけど、実際に目の当たりにした「神を見た」という印象とはちょっと違うんです。

[Canon EOS-5 EF100-400mm F4.5-5.6L IS f5.6 1/180 E100VS]
これが中間の露出。海と機体の両方が写っているという意味で、これもアリ。
なかなかいい具合に勘が当たって露出設定ができていたようです。

ちなみにファインダー越しにロケットを見るのはもったいないので、肉眼で見ながら半分無意識にリモコンで連写しております。

できあがった写真や映像(ニュースなども含めて)を見て改めて思うことは、ロケットの打ち上げは自分のお目めで見てナンボだということ。見るというよりは感じるといったほうがいいかもしれません。僕が写真や映像を見るとき、それらは結局自分の脳に焼きついた強烈な印象を呼び出すためのきっかけにしかならないのです。