
船上より。
「薩摩富士」こと開聞岳と、疾走するジェットフォイル |
10時31分の打ち上げのあと、10キロほど離れたバス停を11時半に出るバスに乗れれば13時半発のフェリーに間に合うので安く帰れて、間に合わなかったときは予約を押さえてある飛行機で帰るという計画でした。フェリーか飛行機かで旅費が8000円も違いますが、「これでしか帰れない」という大義名分のもと、まだ乗ったことのないYSに乗れのもまた良しと思っていました。
「ニッポンのロケットを見にニッポンの飛行機で行く」
という意味で、打ち上げ見物にはYSが一番ふさわしい乗り物なのかもしれませんね。
結局、見物場所で知り合った晶子さん(男性です)のご好意で港までレンタカーに便乗させていただけたのでフェリーということになりました。港の観光案内所で、用済みになった4号機打ち上げ告知のポスターを貰えないか頼んでみたところ、それはすでに先約がありましたが代わりに3号機のポスターを2枚ゲット(^v^)。
13時のニュースでロケットが無事に衛星を切り離し、完全に成功したことを確認。よかったよかったと思いながら、行きと同じ「フェリー出島」に乗り込みました。船の中には行きと同じ顔ぶれがちらほらと。
「よかったですねえ」「どこで見てました?」
と、船の中でも話が弾みます。
ベタ凪で全然揺れない快適な航海。夕方にはイルカの群れが船のまわりで元気なジャンプを見せてくれ、そのあとは美しい夕焼けになってエンディングも上々の旅となりました。
めでたしめでたし。
(おしまい) |
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