空港が浮かぶ海は、翡翠色がかった亜熱帯の海。
海から山そして空へと、チェックラップコック空港の風景はつながっていきます。

潮風に吹かれて太陽の光を浴びて。
こっちは晴れでもあっちは雨だったり、こっちは雨でもあっちは晴れだったり、
めまぐるしく変わる天気と飛行機の来るタイミングが合うのをのんびり待ちました。

西の空に望遠レンズを向け、旋回進入してくる飛行機のシルエットに目を凝らします。
双発機・・・双発機・・・4発機・・・また双発機・・・。
やがて待ちに待ったシルエットが見えました。来た!イレブン!

JALのDC-10にとって香港は慣れ親しんだディスティネーションのひとつ。
その翼を休める日まで、香港線を飛び続けました。

台風の接近で荒れた一日の終わりに。
海からピラミッドのように突き出した青山から雲が取れ、とんがり頭が顔を出しました。

海から、ランタオ島の高峰へ、そしてさらに高い高い空へ・・・。

海と山と空の空港、チェックラップコック空港。
啓徳空港のような破天荒さはありませんが、自然のパワーを感じることのできる空港です。

  

再び第一景へ

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