Scene 7  8番スポット/夜
  
8番スポットに入ったDC-10が、折り返し出発するまで2時間。
飽きることなく、ずっと一緒に過ごしました。
夜景でも機体を純白に写すために、タングステンフィルムやフィルタをいろいろ試しました。
フィルムとフィルタが決まったら、尾翼のライトが点く日に出会えるまでひたすら通いました。
このスポットを使わない時期があったこともあり、新旧塗装で揃えるまで9か月かかってしまいました。
この日は政府専用機が8番にいたため、隣の7番に入りました。
立体駐車場に上がってコックピットと同じくらいの高さからレンズを向け、
400ミリ×2倍で背後のエンジンの存在を引き寄せました。
丸い顔に、丸いエンジンインテーク。
そこに、丸い秋の月が加わりました。
赤く輝く垂直尾翼が、まるでライトセイバーのよう。
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JAL's DC-10 〜名古屋にて〜 Top    Gallery Index    Home