JAL DC-10。
その飛行機は、僕が生まれたときから日本の空にいました。

JAL DC-10。
空港に並ぶ飛行機の中、一目でわかる鶴丸と第2エンジンのコンビが存在感を放つ。
それが、僕にとっての空港の風景でした。

JAL DC-10。
やがて、その姿を追い求めて全国へ巡礼の旅へ出ました。
行く先々で出合った、DC-10の雄姿。DC-10の奇跡。DC-10がくれた出会い。
旅を続けるほどに、DC-10のことがさらに好きになりました。

JAL DC-10。
見回せば、DC-10を飛ばす航空会社は世界でも数えるほど。
DC-10の飛ぶ空を、ここまで長い間維持してくれたこと。
これは誇るべきことだと思います。

JAL DC-10。
2005年10月31日。ラストフライト。
DC-10にもらった数え切れない出会いと思い出にありがとうを言いたくて、
最後の旅を、一緒に飛びました。

  
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