2002年の夏は期待をはるかに上回って各地にDC-10が入ってくれました。 というわけで、学生最後の夏は巡礼の夏に決定です。最初の巡礼地、沖縄那覇へは与論〜鹿児島のYS-11搭乗などとセットにした南の島ツアーを組んだのですが、台風その他もろもろのトラブルで計画が崩れまくってしまいました。遠征での運はやたら良い僕にしては珍しい事態です。だけどそんな中、3日間設定したDC-10の撮影だけはキッチリ予定どおりでした。

朝に雨が降ったあと南国の日射しが照りつけたこの日は、ちょっと歩くだけで汗が噴き出す猛暑。 ゾロゾロとやってくるB737シリーズに続いて、DC-10もベイパーを引きながら降りてきました。 広角で構えていたのに真上ではベイパーがほとんど消えてしまっていましたけど・・・。

那覇で一番撮りたかったのは、デッキから撮れる海バックの着陸ショット。 ・・・うぁっミスった！！

気を取り直してタキシングはキッチリと。 ベストシーズンのはずの沖縄でしたが高気圧の張り出しが例年より弱く、空と海の蒼さはホンモノではありませんでした。

トーイングカーにJ-Bird”ノグチゲラ”のステッカーが貼られているのにご注目。

反対側は”ヤンバルクイナ”。どちらも沖縄にしかいない貴重な鳥です。 このトーイングカーが本物のJ-Birdを押したことはあるのでしょうか。

西に傾いても太陽のパワーは衰えを知りません。 ギラギラを通り越して真っ白に光った海が、DC-10のシルエットをフィルムに焼き付けます。

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