2001年はUターンラッシュの機材変更でやってくるのを狙って正月3日から宮崎へ。2日連続で午前中に飛来するDC-10を、初日は午前2時に福岡の実家を車で出て撮影し、その日は車中泊。2日目はDC-10の羽田に向けての折り返し出発まで撮影した後、そのDC-10が羽田で折り返して今度は福岡へやってくる間に高速を飛ばして福岡に戻り同じDC-10を福岡で撮影という、おバカな強行軍でした。 |
太平洋に面した宮崎空港。 海辺にある空港にはいくつも行ったことがありますが、 水平線まで完全に見渡せるのは宮崎が初めてでした。 「海の広さが違う」 そう、思いました。 |
逆光が海をキラキラと輝かせます。 飛行機も真っ黒なシルエットになってしまいましたが、 かえってDC-10のフォルムが際立たされたと思います。 光を反射して主翼の縁のラインが出てくれたのも良かったです。 |
地方空港では、後発のJALは端っこのスポットに収まることが多いように思います。 おかげで送迎デッキからは見にくいことが多いのですが、 逆に怪我の功名でターミナルの脇からこんなふうに撮り放題のこともあります。 このDC-10はセンターギアを備えた国際線仕様機。 どっしりと構えたその姿は威厳に満ち、 国内線なんか朝飯前さという余裕の表情を浮かべているようにも感じます。 |
滑走路の向こうは海。おかげで背景に何もありません。 どこまでもどこまでも滑走路が続いているような、そんな錯覚を覚えます。 そんな無限の空間から、パワーの塊がこちらへ向かってきます。 |
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