第1日 「TRIJETLINER -LANDSCAPE-」

スムーズに入国と手荷物受け取りが済み、外へ出ました。駅に向かう人の流れからそれて、駐車場裏手の地域バス乗り場へ一直線。今乗ってきたMD-11の折り返し出発を撮るべく、バスに乗ってランウェイ16エンドへ向かうのでした。
チューリヒにお出かけになる人は、このバスは覚えておいたほうがいいです。510番Stadel行き。15分ほど乗ってOberglatt Zentrumで降りれば、ランウェイ14と16エンドのすぐ近くまで行けます。

ちなみにFlughafen(ふりゅーくはーふぇん)」は空港で「Bahnhof(ばーんほふ)」は駅。何度も来ていて覚えたドイツ語はこれだけ(笑)。


すっかり来慣れたポイントとなった、ランウェイ16エンド。
だけど今回はちょっと様子が違いました。
滑走路に入る誘導路が工事中で、どうやら通行止めの模様。
これじゃ目の前まで来ないじゃないか・・・。

・・・という心配は無用でした。
1つ前の誘導路からでも滑走路は3000メートルあるのですが、
ほとんどの飛行機が滑走路を逆走してエンドまで来たのです。
ロングホールフライトのMD-11も、もちろんエンドまで来てくれました。


いつもながら、真横でただ撮ってこの雰囲気は・・・反則です。
スイスのランドスケープにワイドボディ・トライジェットライナー。
これが見られるのもあとわずか。

くるんっ。
緑の背景に、3枚の赤い翼が映えます。

JALの新塗装が出たとき、ネットでチューリヒの航空ファンが
「新塗装が楽しみ」というコメントを付けてJ-Birdの写真を出していたことがありました。
「そんなの出るわけないじゃん」と、そのときは思っていたんですけどねぇ。
でもこうして見ると、チューリヒには良く似合っています。
チューリヒのファンが待ち望んでいた理由が、やっとわかりました。

いつもはお顔のアップなのですが今回はヒップラインのアップ。
工事中ならではですね。

ブラストが鋭いジェットの流れに替わり、ローリング開始。
森のかげから再び登場。すぐにターンします。

がんばってね〜。


というわけで、新塗装MD-11三昧の長い長い1日目でした。



第2日につづく

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