9月の初旬に成田を訪れてからしばらくたった頃、
知り合いから、ヴァリグの日本撤退の話を耳にした。
早ければ、冬ダイヤに変わる11月の頭かもしれないという。
もう噂の範囲ではなく、具体的な話として進んでいるようだった。
それを聞いて、いてもたってもいられなくなった。
まだ、1ヶ月も経たないうちに、再び成田へと向かう夜行バスに乗っていた。
今回も前回同様、木曜の晩に出て、金・土2日間ヴァリグに会うスケジュール(^-^)
そのバスの中で、電子辞書を片手に、英語をノートに書き出していた。
前回、ヴァリグのクルーさんに遭遇しながら、
声をかけてもらえるチャンスがあったのに、やめてしまい大後悔したので、
今回こそは、話し掛けようと決心していたのでした。
しかし、今回は一人。
私は英語は全く出来ません・・・・・・
あらかじめ自分で調べてきたのは、
「I am the great fan of VRIG Brazil Airlines.」
「Could you take photo with me?」
私はヴァリグの大ファンです。
私と一緒に写真を撮ってもらえませんか?
とりあえず、大の目的であるそれだけ・・・
しかし、自分で調べた文があっているのか不安だったので、英語が少し出来る人にメールをしてみた。
「『私はヴァリグの大ファンです。ヴァリグのひこうきのデザインが綺麗で大好きです。
記念に一緒に写真に写ってもらえませんか?』
って言いたいんだけど・・・」
すると、色々書いて返信してきてくれた。
しかし、カタカナで書かれていたので、
電子辞書でその綴りを調べてノートに書き出していたという訳です。
「I love the colorscheme of VARIG and I come here to meet VARIG.」
「So I am very glad to meet you.」
「私はヴァリグの配色が好きで、ヴァリグに会いにここに来ました。
私はあなたに会えて、大変嬉しく思う。」
綴りを調べながら、その意味も分かって嬉しくなった(^-^)
楽しくなってきたので、他にも言いたい事を調べてみようと、
色々と単語を調べては書き出していった。
でも、文法が難しいなぁ・・・
本当に話し掛けられるかな・・・
勇気が出るかな・・・
ドキドキしながら、眠りにつく。