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2000年3月6日 [Part-2]
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太陽が西に傾き、”彼女”を金色に染めます。お別れの時が近付いてきました・・・。
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日が暮れてしばらくしたころ、トーイングカーがゆっくりと”彼女”を押しはじめました。僕のいる場所は違いましたが初日と同じように、国際線ターミナルビルの明かりをバックにその姿が浮かび上がりました。
これで尾翼を照らすライトが点灯されれば完璧。ですがフェリーフライトだからかどうかはわからないのですが点灯しませんでした。さらにタキシングを開始すると客室の明かりも絞られ、滑走路へ向かうその姿は、ほとんど闇に溶け込んでしまっていました。
綺麗な姿が見られずスッキリしないまま、”彼女”は飛び立っていってしまいました。思いのほかそっけない別れ・・・。
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