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4週間に渡るヨーロッパ旅行の最終滞在地はフィンランドのヘルシンキ。BSアンテナがほとんど水平を向いているほど北にあって北極圏も近いこの都市も、夏はけっこう気温も高く過ごしやすい気候でした。美しい港と街並みもさることながら、美人とハンサムがやけに多く、また、だれもが親切なのが印象的でした(^^)。
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ヘルシンキには豪華客船の建造で世界的に有名なクヴァルネル・マサ造船所があります。造船所の具体的な場所は知らなかったのですが、なんと宿泊したホテルの目の前でした(^〇^)。8万4千トンの豪華客船カーニバル・プライドが建造中でした。


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ストックホルムに続いての対面となったギャラクシー。白と紺のコントラストが青空によく映えていました。

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ヘルシンキの中央港はコの字形の港の両サイドにシリアラインとバイキングラインの超大型フェリーが向かいあい、その間を小さなフェリーや高速船が頻繁に行き交う賑やかな港です。市場も立っており、ヘルシンキのメインストリートも駅からではなくこの港を起点に延びています。港の真ん中には小さな島があってかわいい建物のレストランやヨットが並び、港をよりいっそう華やかに演出しています。

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シリアラインのシリア・シンフォニー。シリアラインのメイン航路であるヘルシンキ〜ストックホルム航路に就航しています。12階建ての船内には吹き抜けのショッピングアーケードまであるそうです。僕がストックホルムからトゥルクまで乗船したシリア・オイローパのほうが若干大きいのですが、こちらのほうがより観光客向きの設備になっているようです。

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シリア・シンフォニーの同型船、シリア・セレナーデ。夕方出て翌朝着くクルーズをシンフォニーとペアを組んで2隻で毎日運行しています。

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シリアラインのフィンジェット。就航から30年経つ古い船ですが、ガスタービン駆動の高速フェリーでヘルシンキからエストニアのタリンを経由してドイツのロストックまでを一気に結びます(冬場はヘルシンキ〜タリンのみのようです)。見た目はあんまり速そうじゃないんですけどね(笑)。
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シリアラインのライバルであるバイキングラインのマリエラ。シリア・シンフォニー/セレナーデと同じくヘルシンキ〜ストックホルム航路に就航しています。船の大きさはシリアラインよりふたまわりくらい小さいです。

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同じくバイキングラインのシンデレラ。バイキングラインの船の中では間違いなく一番格好いいと思います。ヘルシンキ〜タリン航路に就航。タリンで降りずにまたヘルシンキへ戻ってくる1泊の往復クルーズという乗船法もあるようです。

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コの字形をした港の入口を塞ぐように、スオメリンナ島という島が浮かんでいます。かつて、ヘルシンキを護る無敵の要塞でもあったこの島は、今ではヘルシンキ港から船で15分ほどで行ける気軽な観光スポットとなっています。ここから眺めるヘルシンキの町もまた格別です。

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シンデレラが出航してきました。停泊しているときは港の奥に頭を向けていて、出発のときはバックすればすぐ出られるのにわざわざ港の奥に入り込んで市場や港に集まる人たちの目の前でクルッとターンを決めて出てきます。画面左に見えている白い建物はヘルシンキ大聖堂です。
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おまけ。
ヘルシンキを発った飛行機の中から、航行する1隻のフェリーを見つけました。朝日を反射してキラキラ光る海の上におぼろげに見えたそのシルエットは、シリア・シンフォニーのものでした。