Part-10 おかえりなさい
  
2008年12月23日、イラク派遣部隊が任務を完遂して帰還しました。
最後ということもあってか、久々に政府専用機が直々に出動。
自分にとっては、自宅から見る初めてのジャンボです。
午前8時25分、朝日に輝きながら降りてきました。

エンブラエルやCRJと比べて、ジャンボの全長は2倍以上あります。
いつもと同じ背景で狙っても、いつもより引いたズームになって画面に余裕ができました。
(左端には名古屋城も写っています。・・・家から見えてたんですね)

一番撮りたかった瞬間!
絶妙の場所で絶妙の煙を上げてタッチダウン。さすがです。

エンブラエルやCRJなら機体全体をちょうど入れると
背景はエアポートウォークの建物だけになりますが、
こちらもジャンボ相手だとズームを引いて背景の山と空まで入ってきました。
しかも、この山がこんなにクッキリ見えるのは珍しいのです。
ここ一番の日に素晴らしい晴天に恵まれました。

先に帰り着いていたC130がお出迎え。
休日ですが基地も総出でお迎えだったようです。

おかえりなさい。

機体の白が物凄く輝いて見えました。
中東まで往復してきたところとは思えないくらい。
油断するとすぐ露出オーバーになりそうで気を遣いました。

CRJと比べても、エンブラエルと比べても、やっぱりでっかいです。

ちょうどいいタイミングで訓練を始めたエンブラエル。
ちょうどいい場所でテイクオフ!

エアポートウォークの前をしずしずとタキシング。
デッキや駐車場からたくさんの人が眺めていました。
偶然居合わせた人はびっくりだったでしょうね。

駐車場のすぐ横が誘導路なので、デッキから見ると
車とジャンボの大きさの対比も面白かったかもしれません。

「ふわり」
ゆったりと大きなモーションで離陸しました。
決して速いわけではないのに、圧倒的な力強さにゾクゾクしました。

対面の公園にもたくさんのギャラリーの姿が。

駐機中や行ってしまったあとには雲が広がっていたのですが、
幸運にも到着と出発のときは文句なしの天気でした。

青空に向かって上昇していく背中を見送ったカットに、
1枚アンコリが当たっているのがありました。

Part-11へ
[ 県営名古屋空港Index ] [ AEROSCAPE GALLERY ] [ Home ]