海外に行きたくなる理由の一つが、飛行機はそれぞれの地元の国で見るのが一番似合うと思うから。
何度も同じこと書いてますが、出かけるたびにそう実感し、想いを新たにしています。
必然的にその国の風景を一緒に撮るのも楽しくて、あちこち探し回ることになるのです。
■  ■
誘導路が並木道。
道路が並木道なのはオランダではよくあります。
だからといって誘導路までさらっと並木道にしちゃえるところが流石です。
■  ■
まだ朝の気配が残る小道を行く「オードリー・ヘップバーン」さん。
■  ■
こちらは「滑走路が並木道」。
干拓地が広がるので「こんもりとした森」みたいなのはあまり見当たらず、
緑も含めて人が作った整然とした風景になるのが、僕のオランダの印象です。
■  ■
オランダといえば風車。
あまりにベタですが、オランダまでMD-11に会いに行ったことがこれほどわかりやすい写真もないでしょう(笑)。

グーグルアースなどを駆使した事前の下調べと、日本人が歩いたことなさそうな道を
ひたすら歩き回るという僕の海外遠征ロケハンのスタイルを100%出して場所を見つけ、
それを1日1回しかない午後のKLMイレブンで仕留めた自画自賛の一枚(^_^;。
■  ■
フェンス代わりの水路があれば、やはり水面への映り込みを撮りたくなります。
狙ってみて気づいた地元KLMの意外な弱点が、機体が青いので映り込みが見えにくいということ(笑)。
このイレブンはたまたま尾翼に加えて両翼のウイングレットの白も映り込んでくれたので、わりと分かる写真になりました。
■  ■
運河沿いの街が目を覚ますころに降りてくるモントリオール便。
初日は場所探しが間に合わず、2日目はカメラが緊張して(?)ピントを外し、3日目でようやく撮れた1枚。
■  ■
滞在最終日の夕方。そろそろマーチンエアのMD-11が到着する時刻。
降りてくる可能性のある滑走路は2本あったのですが、撮りたい風景のほうに来てくれることに賭けて待っていました。

その風景とは、運河が生活の一部になっている地区の上を飛行機が降りてくるというもの。
以前に訪れた時に見つけていたのですが、当時はすぐランウェイチェンジして撮れずじまい。
今回10年越しで撮ることができて、しかもMD-11で撮るという願いまで叶いました。

さて、普通ならイレブンが来るかどうかドキドキしながら待つところ、
そんな心配する余裕を吹き飛ばしてくれたのが3羽のアヒルさん。
こちらの存在に全くお構いなしで普通に歩いたり餌探したりしてるものだから可笑しくって、
アヒルに合わせて右へ左へ行ったり来たりしているうちにイレブンがやってきたというわけでした(^-^ゞ。
■  ■
Back  Home