鶴丸のテンの終焉、そして、ファイナルカウントダウンへ・・・。
DC-10最後の夏はあっという間に過ぎていき、9月になりました。
JALのDC-10は残り4機。うち3機は新塗装で、鶴丸をまとっているのは1機だけ。
その1機「JA8538」も、いついなくなってしまうかわからないという状況。
「このままサヨナラは嫌だ。絶対に嫌・・・」
そう考えていた9月最初の週末。自然に足が成田に向いていました。
尾翼のライトを点灯させた、とびっきりの姿。
A滑走路から飛び立っていくまで、ずっと見送りました。
これが、鶴丸のテンとの最後の出会いになりました。
旭川の余韻も冷めない10月のはじめ。
DC-10が今月いっぱいで運行を終えてしまうという話が飛び込んできました。
とにかく後悔だけはしたくないと3連休を利用して成田へ向かったのですが、
このあとずっと、スッキリしない空に悩まされ続けることになったのでした。
第2エンジンの部分は胴体と同じ色にしたり、尾翼と同じ色にしたり。
第2エンジンの部分まで尾翼のマークがかかったり、かからなかったり・・・。
特徴的な造形は、塗装の処理にも航空会社ごとに個性を生みました。
新塗装になったとき、鶴丸時代にはなかった
マクドネルダグラスのロゴが入りました。
「マクドネルダグラスDC-10 シリーズ40」
最後まで、その名を誇らしげに掲げて飛んでほしいと思います。
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