何の相談しているんでしょう。 「3人いるって、いいなぁ」と、わけもなく思いました。 |
デッキに着いてから1時間、デッキを走り回って夢中で撮り続け、 気がついたらもう出発の時間になっていました。 入口で買ったジュースには、まだ口をつけてもいませんでした。 |
地上スタッフの人も、デッキで見送る人も、みんな一生懸命手を振っていました。 遠い海の向こうの楽園へ直行するチャーター便は、この空港にとっては特別な存在。 この機がそんな「特別な仕事」をするのは、これが最後になるかもしれないことを 知っていた人は、そこにはほとんどいなかったでしょう。 そもそも、そんなことには誰も気づかなかったでしょう。 テンの姿は堂々としていました。 |
さあ、行こう。 |
仕飛び立ったテンは、来たときと同じように空港の上をぐるっと一周。 (フィッシュアイに替えて撮ればよかったな・・・) 赤い尾翼が、2度ずつ光るライトが、頭の上を通り過ぎていきます。 そしてだんだん遠ざかって、星空の中に消えました。 「すてきなおくりものをありがとう。行ってらっしゃい!」 |
NEXT → 2005年9〜10月 成田 |
JAL's DC-10 Top Gallery Index Home |