滞在4日目。
翌朝は夜明け前の飛行機でアンカレッジを発つので今日が撮影最終日だ。
天気予報によると今日は曇り時々雪。
まぁ最終日だし、軽く回ることにするかなーなどと思いながら車に向かった。
「・・・ありゃ真っ白」
昨晩のうちに雪が降っていたようで黒い車が白くお化粧をしていた。
窓に積もった雪を車に付属していたブラシで掃くと面白いようにサラサラと落ちていく。
普段気温がプラスの地方で生活している自分にはこの「雪がはたいて落ちる」という感覚がどうにも不思議だ。
今朝の気温は華氏13度。昨日、一昨日と比べるとあまり寒さを感じない(といってもマイナス10℃だけど)。
いつものポイントに向かう途中で、毎回通るたびに気になっていたフェデックスのフライトシミュレータの前に車を止めてパチリ。これ、もちろんMD-11のシミュレータなんだよねぇ。
いつものポイントに着くと、雲は広がっているが山は見えていた。
夜明け前にまず動き出したのはノースウエストのジャンボ。
滑走路を横断してこちら側にある誘導路にタキシングしてきた。
暗がりの中でジャンボの重量感がすごい。後ろの山にも負けていないくらいだ。
・・・と感心しながら後姿を見送っていたらエンジンに巻き上げられた雪煙が大量にこちらに飛んできた。イタタタ・・・。
車にも積もっていたんだから誘導路にも雪が積もっていて当たり前だよな・・・ん?じゃぁ滑走路にも積もってる??
その予想の答えは、は意外な形で写真に写った。
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