昼食を食べにいったん街に行こうかと思ったけれど、めんどくさいのでやめた。
代わりに今朝淹れたコーヒーと、昨日シアトル空港で買ったスナックの残りをかじって済ませた。
普段仕事をしているときはメシのことばかり考えている自分だが、撮影に集中してくるとメシに対する執着が消える。
久しぶりに撮影にノッてきたなと自分でもわかった。
イレブンのほうは、昼過ぎはしばらく動きが止まった。
正確には到着機は来るのだが(別の滑走路に降りるので撮れない)、出発機がない状態。
どんどん溜まっていくので並びを撮るにはいい時間帯だ。
その後14時過ぎから昨日と同じように出発ラッシュが始まって、また日没まで1時間半ほど熱い時間が続いた。
昨日はやや霞のかかった穏やかな天気だったが、今日は雲ひとつないクッキリ青空。
今日のこの天気で撮るために、僕ははるばる来たんだ!
北緯61度の太陽はパワーが弱く、普段ならf8 1/500秒で撮る真っ昼間の晴天順光でも1段近く露出を増やさないといけない。
日が傾いてくるとさらに露出は微妙になる。
デジタル一眼を露出計代わりに使ってこまめに明るさを確認しながら撮影を続けた。
レンズは100-400mmが使いやすいが、嫁から借りてきた300mm F4短焦点の写りも捨てがたい。
300ミリだとちょうど上下は滑走路から山のてっぺんがカツカツ。
左右はく山の形が一番いいタイミングでイレブンの全長がカツカツ。
つまり、上下左右とも一切ミスは許されないが、決まればバッチリの写真が撮れるということ。
フェデックスはどちらかというと上がりが早いようで300ミリだと山と絡められない場合が多そうだったので、
昨日見た印象で滑走距離が長かったエバーのイレブンを300ミリで狙ってみた。
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