B.国際線ターミナル送迎デッキ
1999年5月20日に移転した国際線ターミナルは、空港西側の滑走路中央やや北寄りにあります。送迎デッキはターミナルビル4階の、南北2か所にあります。ビル中央部がエプロン側に大きく張り出していて、デッキはその両側にある構造なので張り出し部が視界を狭めてしまっており北側なら北に80度、南に50度程度の視角になります(南側はその逆)。ですから、基本的にはランウェイ16なら北側、34なら南側が撮りやすいです。午後順光で、離着陸どちらも狙えます。営業時間は7:30〜20:30で料金は無料です。

レンズは滑走路上のB747が200ミリ、滑走路の向こう側をタキシングする国内線の機体はB747で300ミリといったところです。デッキはガラス張りですが、大きなひさしがあるので雨の日でも濡れずに撮影できる利点があります。しかし、ガラスの表面に質の悪いフィルムが貼ってあるためガラス面に対して斜めから見ると、景色が夏の遠景のようにぼやけてしまいます。細かい傷がかなりついているのも気になります。また、晴れた日は映り込みも激しいので注意が必要です。PLフィルターを使って映り込みを除去しようとすると、光の干渉(たぶん)により。というわけで、できるだけガラスに対して垂直にカメラを向けて撮影してください。そうしないとできあがった写真を見て「なんじゃこりゃ〜」ということになります。

南側デッキの隣にあるゲームコーナーは、窓が普通のガラスで、ゲームコーナー自体が薄暗いため映り込みも少ないので穴場です。エアコンも効いています。ただし、ガラスに少し色が付いていて露出を食われるようです。

763ana_001202m.jpg (14447 バイト) d10hlq_000223_03m.jpg (14612 バイト)

【アクセス案内】
国内線ターミナルより国際線ターミナル行き無料バスで約10分。バスは10分間隔で運行されています。

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