フィンランド最北の空港、イヴァロ空港に到着。
タラップから白いエプロンに降り立つと、背後は真っ暗。辺りを包むのは静寂。
何もかもが凍りついたような、北の国にやってきました。
太陽が昇らない真冬の北極圏。
ですが一日じゅう真っ暗なわけではなく、ここサーリセルカでは4時間くらいは割と明るくなります。
ずっと朝焼け(後半は夕焼け?)が続いている感じで、この写真がほぼ正午の状況です。
帰りのイヴァロ空港にて。
空港の喧騒とも無縁なこの最果ての空港では、音も雪に吸い込まれるのでしょうか。
全くの静寂を保ったままエアバスが滑り込んできました。
さらさらの雪は、小さなA320でも軽く巻き上げられるほど。
ここまで来て、やっとエンジンの音を感じるようになりました。
夏の風景には爽やかに、冬の風景には凛として。
フィンエアの塗装はフィンランドによく似合っていて素敵だなと思いました。

ちょっぴりクリスマス。
ここに来たのはオーロラに出会うためだったのですが、
残念ながら3泊すべて天気に恵まれませんでした。
また来なきゃね、と思いながらタラップを上りました。

Finnair Airbus A320
29 Dec. 2006 - 1 Jan. 2007 Ivalo & Saariselka
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